VRChatのデスクトップモードとは?始め方・操作・マナーを解説
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VRChatは、VRゴーグルがなくても十分に楽しめるソーシャルプラットフォームです。実際、VRChatユーザーの約半数は「デスクトップモード(VR機器なし)」で遊んでいるといわれています。
パソコンとキーボード、マウスがあれば、FPSゲーム(First Person Shooter:ファーストパーソン・シューターの略で、一人称視点で操作するゲームジャンルのこと)のような感覚で広大なメタバースの世界を体験できます。
高価な機材を揃える前に、まずはデスクトップモードで試してみるのも賢い選択です。
この記事では、VRChatをデスクトップモードで始めるための手順から、必須のキーボード操作、VR勢と仲良く過ごすためのマナーまでをわかりやすく解説します。
- VRChatのデスクトップモードとは
- VR機器なしでも遊べる?
- VRモードとの違いと制限
- 必要なパソコンスペックと環境
- VRChatのインストールと始め方
- VRChatアカウントの作成
- Steamのインストール
- 初回起動とログイン手順
- VRChatの基本操作【移動・会話】
- 移動と視点切り替え(WASD/マウス)
- マイクのオン・オフ(Vキー)
- メニュー画面の開き方(ESC)
- 物の掴み方と使い方(クリック)
- VRChatの応用操作【表現・設定】
- 表情とハンドサイン(Shift+F1〜F8)
- アクションメニューの活用(Rキー)
- カメラ機能での撮影方法
- アバターの変更方法
- VRChatのデスクトップ勢が知るべきマナー
- VRユーザーとの距離感(めり込み注意)
- 視線の合わせ方と高さ
- キーボード音とノイズへの配慮
- VRChatのデスクトップモードを楽しむコツ
- 高画質設定で景色を楽しむ
- パソコン・デスクトップ向けのワールドを探す
- イベントに参加して交流する
- まとめ
VRChatのデスクトップモードとは
VRChatを始める前に、まずは「デスクトップモード」がどのようなものなのか、その特徴や仕組みについて正しく理解しておきましょう。
VR機器がなくても本当に楽しめるのか、どのようなパソコン環境が必要なのかといった疑問を、以下で詳しく見ていきます。
関連記事:VRChatとは?はじめ方や注目されている理由、利用時の注意点を解説
VR機器なしでも遊べる?
VRChatは「VR専用」ではなく「VR対応」のソーシャルゲームです。
一般的なパソコンゲーム(FPSなど)と同様に、モニターを見ながらキーボードとマウスで操作するモードが公式に用意されています。
多くのユーザーが最初はデスクトップモードからスタートし、ハマってからVR機器を購入しています。
「とりあえず雰囲気を見てみたい」という動機であれば、デスクトップモードで十分楽しむことができるでしょう。
VRモードとの違いと制限
デスクトップモードには、VRモードと比較して以下のような違いがあります。
メリット
・VRゴーグルの充電や重さを気にする必要がない
・高画質なモニター映像でワールドの景色を楽しめる
・飲食しながら気軽にプレイできる
デメリット(制限)
・手や腕を自由に動かせない(身振り手振りが制限される)
・頭を自由に動かせない(視界操作はマウスで行う)
・「撫でる」「物を直感的に掴む」といった没入感は低い
このように操作の自由度に違いはありますが、会話を楽しむこと自体には何の影響もありません。
むしろ、チャット(文字入力)などはキーボードが目の前にあるデスクトップ勢の方が早いという利点もあります。
必要なパソコンスペックと環境
デスクトップモードはVRモードよりもパソコンへの負荷は軽いですが、快適に遊ぶには「ゲーミングパソコン」が推奨されます。
・OS:Windows 10/11(Macは非対応)
・CPU:Intel Core i5 以上/AMD Ryzen 5 以上
・GPU(グラボ):GeForce GTX 1060 以上推奨
・メモリ:16GB 以上推奨
グラフィックボードを搭載していない一般的なノートパソコン(事務用など)では、カクついてまともに動かないか、そもそも起動しない可能性が高いです。
インストール前に自分のパソコンスペックを確認しておきましょう。
VRChatのインストールと始め方
基礎知識を押さえたところで、実際にVRChatを導入する手順を見ていきましょう。
アカウント作成からソフトウェアのインストール、そして初回ログインまで、迷わず進められるように解説します。
VRChatアカウントの作成
Steamアカウントだけでも遊べますが、アバターのアップロードなど全ての機能を使うために「VRChat公式アカウント」を作成することをおすすめします。
1. VRChat公式サイト(vrchat.com)にアクセス
2. 「Registration」からユーザー名、メールアドレス、パスワードなどを登録
3. 届いた認証メールを確認して登録完了
Steamアカウントで始めると、ユーザー名の後ろにランダムな英数字が付与されたり、自分でアバターをアップロードする機能(トラストランクの上昇が必要)の解禁が遅れたりすることがあります。
最初から公式アカウントを作って連携させておくのが最もスムーズです。
Steamのインストール
パソコンでゲームを管理するプラットフォーム「Steam」を経由してVRChatをインストールします。
1. Steam公式サイトからインストーラーをダウンロードし、パソコンに入れる
2. Steamを起動し、アカウント作成(またはログイン)
3. ストア検索バーで「VRChat」と検索し、「ゲームをプレイ(無料)」をクリックしてインストールする
SteamはVRChatの起動だけでなく、アップデートの管理も自動で行ってくれます。
デスクトップにショートカットを作成しておくと、次回からワンクリックで起動できて便利です。
初回起動とログイン手順
VRChatのインストール後は、初回起動です。
ここでは、デスクトップモードでログインしてチュートリアルワールドに入るまでの流れを説明します。
1. SteamからVRChatを起動
2. モード選択画面が出た場合、「Desktop Mode」を選択
3. ログイン画面で「VRChat」を選択し、先ほど作成したVRChatアカウントでログイン
4. チュートリアルワールドからスタートする
最初のチュートリアルでは基本的な移動方法などを学びます。
英語表記が多いですが、直感的に進める内容になっていますので、焦らず操作を試してみてください。
VRChatの基本操作【移動・会話】
ログイン後、まずはワールド内を自由に動き回るための操作を覚えましょう。
ここでは、VRChatをプレイする上で「これだけは必須」という基本的な移動や会話の操作方法を紹介します。
移動と視点切り替え(WASD/マウス)
FPSなどのパソコンゲームで一般的に採用されている標準的な操作方法です。
・移動:W(前)、A(左)、S(後)、D(右)
・視点移動:マウスを動かす
・ダッシュ:移動中にShiftキー
・ジャンプ:Spaceキー
・しゃがむ / 伏せる:Cキー(押すたびに姿勢が変わる)
パソコンゲームに慣れていない方は、最初は指が迷うかもしれません。
まずは人のいない場所で、壁にぶつからないようスムーズに歩く練習をしてみるとよいでしょう。
マイクのオン・オフ(Vキー)
画面の左下にマイクのアイコンが表示されます。
赤色はミュート(聞こえない)、赤以外はオン(聞こえる)状態です。
・マイク切替:Vキー
VRChatは「声」がメインのコミュニケーション手段なので、意図せず生活音が流れないよう、アイコンの色を常に意識する癖をつけましょう。
メニュー画面の開き方(ESC)
ワールド移動、アバター変更、設定など、全てここから行います。
・メニュー開閉: Esc キー
メニューを開いている間は移動操作ができないため、安全な場所で立ち止まってから開くようにしてください。
物の掴み方と使い方(クリック)
ワールドにあるペンや小物を持つ操作です。
・掴む/使う:左クリック
・離す/ 投げる:右クリック
・視点の中央にあるものを操作:十字カーソル(レティクル)を合わせてクリック
操作できるオブジェクトに視点を合わせると、その周りがうっすらとハイライト(発光)されます。
掴んだ状態で左クリック長押しすると「使う(銃を撃つ、ペンのインクを出すなど)」動作になるアイテムもあります。
VRChatの応用操作【表現・設定】
移動や会話に慣れてきたら、次はアバターを使って感情を表現したり、VRChatならではの機能を活用したりしてみましょう。
これらを覚えると、コミュニケーションの幅がグッと広がります。
表情とハンドサイン(Shift+F1〜F8)
デスクトップモードでは、キーボード操作でアバターの表情や指の形を変えられます。
・Shift + F1 〜 F8 キー
(例:F1は基本待機、F2は笑顔+ピースなど。アバターによって設定が異なります)
VRユーザーは自分の顔の表情とアバターがリンクすることもありますが、デスクトップ勢は手動です。
鏡の前に立って、「どのキーを押すとどんな顔になるか」を確認しておくと、会話のなかで自然なリアクションが取れるようになります。
アクションメニューの活用(Rキー)
円形のメニューが表示されます。エモート(ダンスなど)を出したり、アバターの衣装を変えたりするギミックに使う機能です。
・メニューを開く:Rキー
マウスまたは数字キーで選択できます。
Escキーのメニューとは別物で、アバター固有の機能を使う際に頻繁に利用します。
カメラ機能での撮影方法
VRChat内蔵カメラでスクリーンショットが撮れます。
1. Esc でメニューを開く
2. 下部メニューの「Photo Camera」を選択
3. カメラが出現するので、マウスで画角を調整し、左クリックで撮影
撮影した写真はパソコンの「ピクチャ」フォルダ内の「VRChat」フォルダに自動保存されます。
綺麗な景色やフレンドとの思い出をたくさん残しましょう。
アバターの変更方法
VRChatでは、いつでも自由にアバターを変更できます。
基本的な手順は以下のとおりです。
1. Esc でメニューを開く
2. 「Avatars」を選択
3. 「Public」欄などから好きなアバターを選び、「Change」をクリック
最初は公式が用意したアバターや、パブリック(誰でも使える)アバターを使ってみましょう。
自分好みの姿になることは、VRChatを楽しむための最初の一歩です。
VRChatのデスクトップ勢が知るべきマナー
画面越しの操作とはいえ、その先には生身の人間がいます。
お互いに気持ちよく過ごすために、デスクトップモード特有の気をつけるべきポイントを押さえておきましょう。
VRユーザーとの距離感(めり込み注意)
VRモードのユーザーにとって、アバターは自分の体そのものです。
デスクトップモードでは距離感が掴みにくいですが、相手のアバターに重なったり、至近距離で目の前に立ち続けたりすることは避けましょう。
VRゴーグルを被っている相手からすると、自分の体に他人がめり込んでくるのは不快に感じることがあります。
パーソナルスペースは現実世界と同じように存在すると心得ておきましょう。
視線の合わせ方と高さ
会話をするときは、相手の方を向くようにマウスで視点を合わせましょう。
また、相手が座っている場合は、自分もCキーでしゃがんで目線の高さを合わせると、威圧感が消えて話しやすくなります。
デスクトップモードの立ち姿は棒立ちになりがちですが、こまめに視線を動かしたりしゃがんだりすることで、「話を聞いていますよ」という意思表示になります。
キーボード音とノイズへの配慮
デスクトップ勢はキーボード操作が必須ですが、マイクがオンのままだと「カチャカチャッ」という打鍵音が相手に大きく聞こえてしまうことがあります。
自分が喋らないときはVキーでこまめにミュートにするか、設定で「ノイズ抑制」を有効にしましょう。
特に移動しながら話すときは打鍵音が入りやすいため、相手に不快感を与えないよう、マイク感度の調整をしておくのがマナーです。
VRChatのデスクトップモードを楽しむコツ
「VRがないと楽しめないのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。パソコンモニターで遊ぶスタイルだからこその楽しみ方や、デスクトップ勢におすすめの遊び方を紹介します。
高画質設定で景色を楽しむ
パソコンのスペックに余裕があるなら、デスクトップモードはVRよりも高解像度で美しい映像を楽しめます。
写真撮影(VRCフォト)をメインに活動しているデスクトップユーザーも大勢います。
4Kモニターなどを使っていれば、VRゴーグルの解像度では味わえない緻密なグラフィックを堪能できるでしょう。
「ワールド巡り」を趣味にするのもおすすめです。
パソコン・デスクトップ向けのワールドを探す
VRでは重すぎて入れないような、超高画質なワールドや、パーティクルライブ(映像演出)のワールドに行ってみましょう。
これらはパソコンデスクトップだからこそ快適に見られるコンテンツです。
Quest(単体VR)対応していない「PC Only」のワールドには、ハイクオリティな場所がたくさんあります。
パソコンである強みを生かして、さまざまな場所を冒険してみてください。
イベントに参加して交流する
「初心者案内」や「雑談カフェ」などのイベントに参加してみましょう。
デスクトップかVRかは関係なく、会話を楽しむことができます。
VRChatのイベントカレンダーなどをSNSでチェックし、興味のある集会に顔を出してみると、気の合うフレンドが見つかるかもしれません。
まとめ
VRChatはデスクトップモードでも十分に楽しめます。
まずは無料でインストールして、美しいワールドを散歩したり、誰かと会話したりしてみましょう。
実際にその世界に飛び込むことで、メタバースが持つ無限の可能性を肌で感じられるはずです。
操作に慣れ、さらに没入感が欲しくなったらVR機器の購入を検討するのが、最も無駄のない始め方です。
まずは今日から、デスクトップでメタバースの世界を体験してみてください。
そして、この新たな空間にビジネスの可能性を感じられた際は、ぜひ専門家である私たちにお声がけください。
株式会社Vは、VRChatに特化した国内随一のリーディングカンパニーです。
「メタバースで新たな事業を立ち上げたい」「既存のマーケティング手法に限界を感じている」といった課題に対し、大丸松坂屋様など100件以上の実績で培ったノウハウで、企画から事業のグロースまで一気通貫で伴走します。
VRChatという新たなフロンティアでのビジネス活用について、まずはお気軽にご相談ください。