VRChatで何ができる?始め方やビジネス活用事例も解説
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世界中から数百万人が集まるメタバースプラットフォーム「VRChat」。
アバターをまとって仮想空間へ飛び込み、現実とは違うもう一つの日常を体験できるサービスとして、急速に注目を集めています。
この記事では、「VRChatに興味はあるけど、何から始めればいいか分からない」という初心者の方に向けて、その魅力や楽しみ方を分かりやすく解説します。
さらに、新たなビジネスフロンティアとしてVRChatを活用する企業の事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- VRchatとは
- VRchatで何ができるか
- アバターで世界中の人と交流できる
- 多彩なバーチャルイベントを体験できる
- 個性豊かなワールドを探検できる
- アバターやワールドを自作できる
- VRChatを始めるために必要な機材・環境
- ゲーミングパソコン(Windows)
- VRヘッドセット(VRゴーグル)
- スマートフォン(Android)
- VRchatの始め方・インストール手順
- 1. VRchatアカウントを作成する
- 2. Steamアカウントを作成する
- 3. VRChatをインストールする
- 4. 自分のアバターを選ぶ
- 5. ワールドの探検に出かける
- VRChat初心者が知っておきたいポイント
- まずは「初心者向けワールド」に行ってみよう
- アバターのアップロードには「信頼度」が必要
- ビジネスでのVRChat活用事例
- 株式会社大丸松坂屋百貨店
- GMOペパボ株式会社
- MARK STYLER株式会社
- まとめ
VRchatとは
VRchatは、アバター(自分の分身)をまとって、インターネット上の仮想空間に参加できるソーシャルVRプラットフォームです。
そこでは世界中の人々と、まるで実際に会っているかのようにコミュニケーションを楽しめます。
ただ会話するだけでなく、ワールド内に用意されたゲームで遊んだり、音楽ライブなどのイベントに参加したりと、楽しみ方は無限大。
VR機器があれば圧倒的な没入感を体験できますが、普通のパソコンだけでも気軽に始められるのが大きな魅力です。
関連記事:【初心者必見】VRChatとは?始め方や必要な機材、魅力までわかりやすく解説
VRchatで何ができるか
VRChatは、仮想空間で自由な時間を過ごせるプラットフォームです。
現実世界と同じように、あるいはそれ以上に多彩な体験ができます。
具体的にどんなことができるのか、代表的な楽しみ方を見ていきましょう。
関連記事:VRChatでできることは?始め方や企業の活用事例を紹介!
アバターで世界中の人と交流できる
VRChatでは、アバターという自分の「分身」になって、国境を越え世界中の人々とリアルタイムでおしゃべりできます。
コミュニケーションはマイクを使った音声での会話が中心(テキストでも可)ですが、実際に手を振って挨拶したり、うなずいて相槌を打ったりと、身振り手振りを交えることで、言葉だけでは伝わらない感情も豊かに表現できます。
住んでいる場所や普段の生活では決して出会えないような人とも、アバターの姿なら気軽に友達になれるかもしれません。
物理的な距離を感じさせない、つながりの輪を世界中に広げられるのが大きな魅力です。
多彩なバーチャルイベントを体験できる
VRChatの大きな魅力の一つが、ユーザーや企業によって毎日のように開催されている多彩なイベントです。
ユーザー主催の小規模な集まりも活発で、特定のテーマで語り合う交流会や音楽ライブ、皆で映画を鑑賞する会などが開かれています。
共通の趣味を持つ仲間と出会える絶好の機会ですし、初心者向けの案内ツアーのように気軽に参加できる催しも豊富にあります。
一方で、世界中から数十万人が訪れるような大規模イベントも見逃せません。その代表例が、世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット」です。
有名企業や人気クリエイターが多数出展し、最新のアバターやアイテムが展示・販売され、会場は現実のお祭りのような熱気に包まれます。
このように、アットホームな集いから世界的な祭典まで、ジャンルも規模もさまざまなイベントに参加することで、リアルとは一味違う一体感や感動を体験できるでしょう。
個性豊かなワールドを探検できる
VRChatの醍醐味は、ユーザーの手によって創られた無数の仮想空間(ワールド)を自由に冒険できる点にあります。
現実そっくりの街並みから、息をのむほど美しい絶景、仲間と盛り上がれるゲーム空間まで、その種類はまさに千差万別。
扉を開けるたびに新しい発見が待っており、気分に合わせてさまざまな世界を探検できます。
アバターやワールドを自作できる
VRChatの魅力は、用意されたコンテンツを楽しむだけではありません。
自分自身の「なりたい姿」や「理想の空間」をゼロから創造できる、クリエイティブな側面も大きな特徴です。
専門知識は必要になりますが、Unityなどの外部ツールを使えば、世界に一つだけのオリジナルアバターを制作できます。
服装や髪型はもちろん、細かなアクセサリーに至るまで、あなたの個性を余すことなく表現した理想の姿で仮想空間を冒険できるのです。
さらに、友人との憩いの場やイベント会場、ゲームが遊べる空間など、自分だけのワールドを創り出すことも可能です。
自分の創造した世界に人々が訪れ、楽しんでくれる体験は、何物にも代えがたい喜びとなるでしょう。
VRChatは、誰もがクリエイターになれる無限のキャンバスでもあります。
関連記事:VRChatアバターの作り方とは?作成手順とおすすめ無料ツールも紹介
VRChatを始めるために必要な機材・環境
VRChatの世界へ飛び込むために、まずはプレイ環境を整えましょう。
ゲーミングパソコン(Windows)
VRChatを最大限楽しむためには、一定のスペックを満たしたパソコン(ゲーミングパソコン)でのプレイが推奨されます。
VRゴーグルがなくても、デスクトップモードとしてパソコン単体で遊ぶことも可能です。
公式サイトで公表されている最低動作環境を以下の表にまとめました。
項目 | 最低スペック(公式情報) |
OS | Windows 10 / Windows 11 |
プロセッサ | Intel® i5-4590 / AMD FX 8350 またはそれ以上 |
メモリ | 4GB RAM 以上 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce® GTX 970 / AMD Radeon™ R9 290 またはそれ以上 |
DirectX | Version 11 |
ネットワーク | ブロードバンドインターネット接続 ( 25Mbps 以上を推奨) |
ストレージ | 21.5GB 以上の空き容量 |
引用:System Requirements – VRChat
VRヘッドセット(VRゴーグル)
「Meta Quest」シリーズなどのVRヘッドセットを使用すれば、視界のすべてが仮想空間となり、圧倒的な没入感を体験できます。
また、手や頭の動きがアバターと連動するため、より自然なコミュニケーションが可能になります。
スマートフォン(Android)
近年ではAndroidスマートフォン版のVRChat(ベータ版)もリリースされており、パソコンを持っていない方でも手軽に始められるようになりました。
ただし、パソコン版に比べて入れるワールドや表示できるアバターに制限がある点には注意が必要です。
VRchatの始め方・インストール手順
VRChatを始めるのは、思ったよりも簡単です。
いくつかのステップを踏むだけで、誰でもすぐに仮想世界へ飛び込めます。
ここでは、アカウント作成から実際に遊び始めるまでの手順を、順を追って解説します。
1. VRchatアカウントを作成する
はじめに、VRChatの世界に入るための専用アカウントを作りましょう。
このアカウントは、VRChatをプレイする上で身分証明書のような役割を果たします。
まずはVRChat公式サイトにアクセスし、アカウント登録ページへ進んでください。
画面の案内に沿って、希望するユーザー名、メールアドレス、パスワードなどを入力します。
登録ボタンを押すと、入力したメールアドレス宛に認証用のメールが届きます。
メール本文に記載されているリンクをクリックすれば、アカウント作成は完了です。
ここで設定した情報はVRChatへのログインに必要となるため、忘れないように大切に管理しましょう。
2. Steamアカウントを作成する
次に、パソコン版VRChatのインストールと起動に必要となる、パソコンゲームプラットフォーム「Steam」のアカウントを用意します。
まずはSteamの公式サイトへアクセスし、画面の案内に沿ってアカウントを新規作成しましょう。
アカウント作成後、Steamクライアント(専用ソフト)をパソコンにダウンロード・インストールしてください。
SteamアカウントだけでVRChatにログインすることも可能ですが、その場合、自分で作ったアバターをアップロードするといった重要な機能が利用できません。
VRChatを最大限楽しむためにも、前項で作成したVRChat公式アカウントと連携させることを忘れないようにしましょう。
3. VRChatをインストールする
Steamの準備が整ったら、次はVRChat本体をインストールします。
Steamクライアントを起動し、ストアの検索機能で「VRChat」を探してください。
VRChatのページが表示されたら、「ゲームをプレイ」ボタンをクリックするとダウンロードとインストールが始まります。
4. 自分のアバターを選ぶ
VRChatに初めてログインすると、まずは自分の分身となる「アバター」を選ぶことから始まります。
初期ワールドには、さまざまな見た目の公式アバターが用意されているので、直感的に気に入った姿を選んでみましょう。
ワールド内にある鏡(Mirror)の前に立てば、選んだアバターの姿を三人称視点で確認できます。
5. ワールドの探検に出かける
基本的な操作に慣れたら、VRChatのさまざまなワールドへ探検に出かけましょう。
メニューを開き「Worlds」タブを選ぶと、世界中のクリエイターが創造した無数のワールドが、魅力的なサムネイル画像の一覧で表示されます。
気になるワールドを選択すれば、その世界の詳細や現在の訪問人数、最大収容人数などを確認することが可能です。
賑やかな場所に行きたいか、静かな場所を一人で探索したいか、気分に合わせて行き先を選んでみましょう。
行き先が決まったら「Go」ボタンを押すだけですぐにそのワールドへワープできます。
VRChat初心者が知っておきたいポイント
VRChatは自由度が高いため、最初は迷うことも多いでしょう。
ここでは、初心者がスムーズに活動を始めるために、まず知っておきたい重要なポイントを紹介します。
まずは「初心者向けワールド」に行ってみよう
「どこに行けばいいか分からない」「日本語で話したい」という方は、まず「[JP] Tutorial world」などの初心者向けワールドを訪れるのがおすすめです。
ここには日本人の初心者や、案内好きなユーザーが集まりやすいため、安心して交流の第一歩を踏み出せます。
アバターのアップロードには「信頼度」が必要
公式アバターだけでなく、自分で用意したオリジナルアバターを使いたい場合、VRChat内の「信頼度(Trust Rank)」を少し上げる必要があります。
信頼度は「Visitor(ビジター)」ランクからスタートし、プレイ時間やフレンド数などに応じて「New User」→「User」と段階的に上がっていきます。
ランクが「New User」に到達すると、オリジナルアバターをアップロードする権限が解放されます。
まずは公式アバターで操作に慣れながら、ランクアップを目指しましょう。
ビジネスでのVRChat活用事例
近年、VRChatをビジネスに活用する企業が急速に増えています。
仮想空間ならではのユニークな体験を通して、ブランドの世界観を伝えたり、新しい形でユーザーとコミュニケーションを図ったりすることが可能です。
ここでは、特に注目すべき3社の取り組みを見ていきましょう。
株式会社大丸松坂屋百貨店
百貨店業界のリーディングカンパニーである大丸松坂屋百貨店は、「リアル×デジタル戦略」の中核としてVRChatを積極的に活用しています。
主な取り組みは、メタバースで生活する人々の暮らしを彩るための高品質なオリジナル3Dアバターと、それに合わせたファッション衣装の制作・販売です。
百貨店が培ってきた知見を活かし、バーチャル空間における新たなファッション文化の創出を目指しています。
また、ユーザーがアバターを試着したり、その世界観に没入したりできる専用ワールドも公開し、顧客との新しいコミュニケーションの場を築いています。
これらの活動は高く評価されており、制作したアバターは数々のコンテストで賞を獲得。
現実世界のブランド力を仮想空間へと見事に拡張させた、先進的な活用事例といえるでしょう。
参考:株式会社大丸松坂屋百貨店 【国内のメタバース業界をリードする存在へ】「リアル×デジタル戦略」を実現するためのプロジェクトを伴走
GMOペパボ株式会社
GMOペパボ株式会社は、VRChatを先進的な採用活動のプラットフォームとして活用しています。
同社は人気ワールド「NAGiSA」を会場に、参加者がアバターとハンドルネームのまま採用担当者と話せる「スーパーカジュアル面談」を実施しました。
この取り組みは、顔出し不要で全国どこからでも気軽に参加できるという点が大きな魅力となり、定員10名に対して70名もの応募が殺到。
倍率7倍という非常に高い関心を集めました。
この画期的な採用イベントは、単なる話題作りにとどまらず、実際に内定者を出すという具体的な成果にもつながっています。
地理的・心理的な障壁を取り払った「メタバース採用」の成功事例として、多くのメディアから注目を集める取り組みとなりました。
参考:GMOペパボ株式会社【応募70名/倍率7倍】“顔出しせず”にメタバースで採用カジュアル面談
MARK STYLER株式会社
アパレル大手のMARK STYLER株式会社は、メタバースファッション市場の将来性に着目し、VRChatユーザー向けのアバター衣装を販売する先進的なプロジェクトを展開しています。
同社は人気ブランド「EMODA」と「GYDA」の世界観を仮想空間で表現するため、VRChatで活躍する3Dアーティスト・ひゅうがなつ氏と協業。
単に現実の服を再現するのではなく、メタバースのカルチャーを深く理解したクリエイターと組むことで、デジタルならではの魅力を持つファッションアイテムを生み出しました。
この『METAVERSE COLLECTION』は、ブランドの新たなファン層を獲得すると同時に、アバターファッションという新しい市場を開拓する試みです。
ファッション業界におけるVRChatを活用したブランディングと商品販売の成功事例といえるでしょう。
参考:MARK STYLER株式会社|メタバースファッションプロジェクト『METAVERSE COLLECTION』制作・販売
まとめ
VRChatは、アバターになって世界中の人々とつながれるだけでなく、無数のワールドを探検したり、クリエイターとして自分の世界を創造したりできる、無限の可能性を秘めたプラットフォームです。
また、ご紹介した事例のように、ファッション、小売、採用活動といった多様な業界でVRChatを新たなビジネスチャンスの場として捉える動きが加速しており、次世代の巨大な市場へと成長しつつあります。
しかし、この独自の文化を持つメタバースで事業を成功させるには、専門的な知識と戦略が不可欠となります。
「自社でどう活用すればいいか分からない」「何から手をつければいいのか」といった課題をお持ちの企業様も多いのではないでしょうか。
株式会社Vは、VRChatに特化した国内随一のリーディングカンパニーです。
「メタバースで新たな事業を立ち上げたい」「既存のマーケティング手法に限界を感じている」といった課題に対し、大丸松坂屋様など100件以上の実績で培ったノウハウで、企画から事業のグロースまで一気通貫で伴走します。
VR・メタバースのビジネス活用について、まずはお気軽にご相談ください。